SOMETHING'S GOTTA GIVE
2003年・アメリカ
ナンシー・マイヤーズ監督
★★★★☆
あらすじ
ハリーは未だに30歳以下の女性としか付き合ったことがないと豪語する63歳の独身プレイボーイ。ある時、彼は若い女性マリンと海辺に建つ彼女の母親の別荘で甘い週末を過ごしていた。だが、そこへマリンの母エリカもやって来る。エリカは人気劇作家でバツイチの54歳。自分よりも年上の男と付き合う娘に面食らいながらも、当人同士の問題と口出ししないことに。そんな時、突然ハリーが心臓発作で倒れてしまう。大事には至らなかったものの、しばらくは安静にする必要があるとのこと。エリカは仕方なくハリーの健康が戻るまで看病することにしたのだが…。
*****
I had the time of my life.
Keri先生のシネマ英語塾よりTB
プレイボーイがある日本当に愛する人に出会うっていうストーリーはよくある話だし、
ありきたりでつまらないかもしれない。
だけどこの映画は違う。
ジャック・ニコルソンとダイアン・キートンのかけあいがすごくおもしろくて、
あーいくつになっても恋ってできるんだなーと思ってしまった。
ハリーもエリカもちょっと不器用で、お互い好きなのにちゃんと言えなくてすれ違って
ごちゃごちゃしてっていうのは、私たちでも経験あるなーと思ったり。
でも最後にエリカのためにハリーが歌うのには笑ったけど、ちょっと感動した。
La Vie en Roseを慣れないフランス語で歌うハリーはかっこいいなって思った。
だって日本人の男性でそういうことをしてくれる人ってなかなかいないと思うもん。
キアヌ・リーブス演じるジュリアンもかわいそうな役だけど、すごくいい味出してた。
ハリーとジュリアンの間で揺れ動くエリカをそっと暖かく見守ってるのが、
ああいい男って感じ。
お決まりのハッピーエンドだけど、ちょっとした笑いもあって爽やかな気分になれる映画。
若くても十分楽しく見ることができました。