THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS
1993年・アメリカ
ヘンリー・セリック監督
★★★★☆
あらすじ
ハロウィン・タウンで、来る日も来る日もハロウィンの準備をしているガイコツ頭のジャック・スケリントン。そんな日々に疲れも感じていたジャックが偶然迷い込んだ別の町。そこは毎日が喜びと楽しさに満ち溢れたクリスマス・タウンだった。クリスマスに魅せられたジャックは早速ハロウィン・タウンでもクリスマスを再現しようとするのだが・・・。
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「シザーハンズ」のティム・バートンが製作・原案・キャラクター設定を手がけたアニメーション。
アニメって言っても、クレイ人形が歌って踊ってます。
もうね、やっぱティム・バートンの魔法ってあるのよね!
とにかく世界観がティム・バートン!
ハロウィン・タウンとか、クリスマス・タウンとか普通の人じゃ絶対思いつかないもん。
ハロウィン・タウンはちょっと不気味な感じがするんだけど、住人たちは面白い人ばかり。
中でもヒロインのサリーなんて、ヒロインなのに不気味キャラ。
だけど憎めないキャラばかりなんだよねぇ。
私は実はミュージカルってそんな得意じゃなかったりするけど、この映画は別。
かなり好きです。キャラがかわいすぎる!歌も素敵!
あと、ストーリーもすごくいい。
大人のためのおとぎ話って感じがするね。
私がレンタルしたビデオには、ティム・バートンの初期の作品「フランケンウィニー」も収録されてて、それもなかなかよかった。
どんなお話かというと、ビクターという男の子がスパーキーという犬を飼ってたんだけど、ある日事故で死んでしまうのね。それで悲しんでいたビクターが学校で死んだカエルに電流を通すと足が動く実験を見て、スパーキーを生き返らせようとするの。んで、フランケンシュタインみたいなスパーキーが甦るんだけど、ご近所さんに迷惑かけちゃってご近所さんの怒りをかってしまい、近所の閉鎖されたミニゴルフ場に追い詰められて、スパーキーを追いかけたビクターも一緒に中にいる小屋に火をつけられちゃって、気を失ったビクターをスパーキーが助けるんだけども、上から小屋の残骸が落ちてきてまた死んじゃうのね。それに感動したご近所さんたちが車を持ってきて、スパーキーにまた電流通して生き返らせてめでたしめでたしってな感じ。
なんかね、アホらしくなるような物語なんだけど、いいのよ。うん。
一応ハッピーエンドだし(笑)
白黒だけど、スパーキーかわいかったなぁ。
あと、ビクターも。かわいさに負けたかも(笑)