旅の記録。
10/7(木)の続き。
諏訪神社での奉納踊りを見終わってからは、その辺をぶらぶらした。
あまりの暑さに食欲も湧かず、1時からのお下りを見るためにまた諏訪神社に戻った。
待つこと30分ぐらいで、おみこしの前の列がぞろぞろと長坂を下りてきた。
羽織袴に山高帽のおじいちゃんや、暑い中汗を流しながら鏡やらなんやらをかついだ
アルバイトくん、天狗のお面を被った人とその人を支えながら歩く宮司さんたち。
そして最後に3体のお神輿が下りてきた。
まわりの人ごみにはお賽銭を投げる人や、お神輿を拝む人やら。
お下りの行列を見終わってから、大波止のお旅所を見に行った。
お旅所は物凄い人で、ちらっとしか見られなかったけど、
歩き回って疲れたせいで、もういいやって気分だった。
そこから新地のターミナルまで戻って、バスに乗って為石に行った。
為石の家に着いてからは、荷物を解いて、じいさまとばあさまと少し話をしてから
散歩に出かけた。
散歩って言っても、浜辺を歩いただけ。
きれいな貝殻を探したり、ぼけーっと波打ち際を眺めてみたり。
京都でも、実家でも味わえない至福の時間。
家に帰ってばんごはん。
海鮮ちらし寿司に、ハマチと太刀魚のお刺身、それに魚のすり身のてんぷらを
たらふく食べてお腹が破裂寸前。
腹ごなしの散歩をすることにした。今度は防波堤沿いにうろうろ。
散歩が終わったら、お風呂。
で、午後9時に就寝。おやすみなさい。
10/8(金)
午前7時起床。基礎体温を測って、朝ごはん。
はりきって普段はあんまり食べない朝食をもりもり食べた。
身支度をして、じいさまと一緒にとくダネを見る。
9時半のバスの時間が近づいたので出発。
長崎駅前で叔母上たちと待ち合わせ。
叔母上①に為石で預かってきた魚の入ったクーラーボックスを渡して、
叔母上②と所用を済ませる。
その際、御座船に遭遇。つるっぱげ集団を前に興奮しながら写真を撮る。
長崎駅前は庭先廻りを見に来た人でごったがえ。
そこに叔母上①が戻って来た。叔母上①は無類のくんち好き。
コッコデショは絶対に見ると行って、歩道橋の一番前に陣取った。
前日にさんざん奉納踊りを満喫した叔母上②と私は少しだけ観光をすることに。
まず長崎駅のすぐそばにある「日本26聖人殉教地」へ。
時間の関係で資料館には行かなかったので、ふーんという感じ(笑)
ちょっとした丘の上にあるから、眺めはよかった。
その後は「岡まさはる記念長崎平和資料館」へ行った。
長崎というと、「被爆」という被害者のイメージの強い街だが、
この資料館は全く逆の立場、つまり日本が加害者であることを展示している資料館なのである。
日本の侵略の歴史や、強制連行、南京大虐殺や従軍慰安婦の問題、韓国・北朝鮮の被爆者について等、
学校の歴史の授業では教えてもらえない、けれども絶対に知っているべき日本の歴史を知ることができます。
何とも表現し難い気持ちになりながらも、目をそむけてはいけないと思い、
ショッキングな内容の展示を延々見続けました。
途中、従軍慰安婦の証言のコーナーではあまりの生々しさに吐き気さえ覚えるほどでした。
戦争がどれだけ人を狂わせるのかということが身に沁みてわかりました。
もし、長崎に行くことがあれば、原爆資料館とセットで訪れることをおすすめします。
日韓・日朝問題に対する見方が変わるかもしれません。
叔母上②とテンションが低いまま長崎駅前に戻ると、叔母上①はまだくんちを見物していた。
コッコデショまで見てからお昼ごはんに行きたいと言うので、仕方なく待機。
樺島町のコッコデショが長崎駅前に入ってくると辺りは人、人、人。
とにかくさっきまでの2倍3倍という人が集まって見物してる状態。
相変わらずコッコデショはかっこよかった。
でも初日の奉納踊りの時に比べると迫力が違うね。
2時半を過ぎてやっとコッコデショが終わり、人ごみもばらばらと散った。
叔母上①も満足気で、やっとお昼ごはんにありつけることに。
叔母上①のおすすめの中華屋さんに行くとそこは夜しか開いてないようで、
次に行ったおかゆの美味しいお店も3時を過ぎていたせいでランチ終了。
仕方なく、私が食べたかったトルコライスを食べることに。
行ったのはトルコライス発祥の店、ツル茶ん。
問題のトルコライス900円はものすごいボリューム。
ナポリタンとカツカレーがどんとお皿にのってるのを見ると、すごいという言葉しかでてこなかった。
お腹がペコペコだったのと美味しいのでぺろりと平らげてしまいましたとさ。
うーん、カロリーが・・・
芸能人のサインもかかっているこのお店、まったりするのにはぴったりでした。
その後は浜町アーケードをうろついてからバスで為石に帰った。
でまたお腹いっぱいばんごはんを食べて、散歩して、お風呂に入って寝た。
と言いたいところだけど、さすがに9時には眠れなくて金曜ロードショーを見てから寝た。
疲れたから続きはまた。